Office Guriの諸橋直子です。AEAJ認定アロマテラピーインストラクターです。
今回は「犬と香りを楽しむ、贅沢な時間」を持ってみませんか?をテーマにお話ししていきます。
生活を彩る香り
先日、お香の専門店「松栄堂」さんの店舗で欲しかったお線香を全部買ってきました。
この記事を書きながら「南都」というお線香を焚いています。シルクロードを通って日本に「香り」がもたらされた歴史をイメージして作られた香りですが、一言でいうと
「お寺の高級なお線香の香り」
子供が「この匂い、いいね!頭がすーっとする」と感想を言っていました。
香りの表現は「好き」「嫌い」の他に「頭がすっとする」や「落ち着く」など気持ちとリンクするものが多いのも面白いところです。
お線香の香りを楽しんでいる部屋は犬たちも寛いでいる部屋です。
私は仕事にメリハリを付けるために、香りを利用しています。この香りを嗅ぐと、頭のもやがすっきりとして集中できる、という香りをいくつか持っています。お線香に火をつけたらPCに向かってグッと集中。
歴史の中の「香り」 | 宗教儀式や瞑想と共に
そもそも「香り」は「寺院」や「神殿」で瞑想や精神集中のために用いられてきた歴史があります。
西洋だと
- 乳香(フランキンセンス)
- 没薬(ミルラ)
日本だと
- 沈水香
です。
「乳香(フランキンセンス)」「没薬(ミルラ)」は現在、アロマセラピーを通して私たちも手軽に利用できる精油になっています。
実はこの2種の精油は、犬にも非常に良いものです。フランキンセンスはイライラや疲れを取りたい時に、ミルラは深い鎮静を得たい時に向きます。
鎮痛作用や細胞活性作用もあり、クリームにして犬のボディケアにも使える優れもの。
古くから宗教儀式や瞑想に使われてきた歴史ある香りは、当時大変な貴重品とされ、黄金よりも高値で取引されていたという記録もあります。
そんな香りが現在、アロマセラピーの精油として誰もが利用可能なのは嬉しいことですね。
香りの辿ってきた「歴史」にも少しだけ想いを馳せながら犬と香りを楽しむ時間は、とても贅沢で心落ち着くものです。
その上、犬の精神に深いリラックスを与え、ストレスケアにもなり、体にも良い。
あなたの生活にも「犬と香りを楽しむ時間」を取り入れてみませんか?