冬の老犬ケアに「フランキンセンス」精油の使い方

AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの諸橋直子です。前回の記事で「犬に、特に老犬にフランキンセンスがおすすめですよ」というお話をしたところ、たくさんの方が興味を持ってくださいました。

なので今回は、初心者の方におすすめな「フランキンセンス」の使い方を解説していこうと思います。

冬の老犬、乾燥肌の犬に「フランキンセンス」をおすすめする理由

これから冬に向かって、空気が乾燥する季節となります。

乾燥は犬の肌に影響を与えます。特に老犬は、身体の中に水分をキープする力が加齢とともに衰えます。そのため、冬のドライスキンや肌の乾燥が進むことによるトラブルを未然に防ぐ対策が重要になります。

具体的には、

  • シャンプー頻度の見直し
  • シャンプーを保湿効果の高いタイプに変える
  • 保湿剤を取り入れたスキンケア

などです。

肉球も乾燥しやすくなるので、9歳と12歳の2匹の老犬期の犬たちが暮らす我が家では肉球クリームが欠かせません。

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フランキンセンス | 犬におすすめの精油解説

老化肌、乾燥肌のスキンケア精油として用いられるフランキンセンスは、犬にも穏やかに作用する精油です。この記事では、ドッグアロマテラピーで使用する精油:フランキンセンスについてAEAJ認定アロマテラピーインストラクターが解説します。

老犬のスキンケアに、元気づけを必要とする犬に「フランキンセンス」

フランキンセンスはカンラン科ボスウェリア属の木から採れる「樹脂」から得られます。精油の色は淡黄色〜緑色です。フレッシュで甘さと酸味を同時に感じさせ、香りに奥行きがあります。

フランキンセンスの主成分 | α-ピネン、リモネン

α-ピネンが4割を占めます(メーカーや採取地、採取時期によって割合は異なります)。

α-ピネンは、マツ、ヒノキ、スギなどの針葉樹に多く含まれ、その香りを特徴づける成分です。森に入った際、リラックスする、落ち着くと感じる方が多くいますがこれは植物が発散するα-ピネンリモネンなどのテルペン類による作用と考えられています。

α-ピネンの次に多く含まれているのはリモネンです。ベルガモットやレモンなど柑橘系精油の皮に含まれる成分で、リラックス効果が期待できます。

フランキンセンスの犬への応用

フランキンセンスには以下の作用が期待できます。

  • 細胞成長促進作用
  • 乾燥肌、老化肌へのスキンケア効果
  • 呼吸器の炎症を和らげる
  • 抗炎症作用
  • 肌荒れへのスキンケア効果

*精油は医薬品ではありません。家庭でのトラブルケアの範囲を超えた症状については、必ず獣医師の診察を受けてください。

おすすめの使用方法

初心者の方には「アロマストーン」を使った芳香浴が手軽でおすすめです。アロマストーンはその上に精油を垂らし、香りを室内に拡散する専用のグッズです。雑貨店などで入手可能です。

アロマストーンを使用した芳香浴は、香りの広がり方が穏やかです。またアロマストーンの近くのみにほんのり香る程度なので、初めてアロマテラピーにチャレンジする犬と飼い主さんには使いやすい製品です。

0.5%程度に精油を薄めて、室内の消臭剤として、犬のブラッシングスプレーとしても利用できます。

ローズ精油との相性もよく、ローズとフランキンセンスをブレンドしたクリームは、古来より愛されてきた組み合わせです。

関連記事:ちょっと珍しいけど犬におすすめ「フランキンセンス」精油のはなし

犬のアロマテラピーに興味のある方へ

犬のアロマテラピーには、人間のアロマとはまた別にいくつかの注意事項があります。

始める前に、これらの「安全に関する注意」を学習してからスタートすることをおすすめします。

詳しくは個別にまとめてあるので、以下の記事を参考にしてください。

アロマセラピーとは? | 犬のアロマセラピー基礎知識

精油とは | 犬のアロマセラピー基礎知識

犬に避けたいアロマ精油23種を紹介します

ちょっと珍しいけど犬におすすめ「フランキンセンス」精油のはなし

Office Guriの諸橋直子です。さて今回は、少しずつ冬と年末に向かっていくこの季節に

ちょっと珍しいけれど、犬におすすめのアロマテラピー精油:フランキンセンス

をご紹介していこうと思います。

上品でスモーキーな香り。若返りの精油と呼ばれる「フランキンセンス」を犬たちのスキンケアに

私は公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)認定のアロマテラピーインストラクターとして活動しています。

そのため仕事柄、たくさんの精油に触れる機会があります。精油の中には

ラベンダーのように、多くの人に親しみやすい香り

もあれば

香りが特徴的。そのため正直好みが分かれるところではあるが、素晴らしい薬理作用を持つもの

も、あります。

個人的には、今回ご紹介する

フランキンセンス

は、後者に属すると考えています。

私はどちらかといえば甘く華やかなフローラル系よりも、重みと深みのある香りや苦味のある精油が好きです。

それらの香りを嗅ぐと、何となく落ち着く、とか体に良さそう、などと感じます。

そのため、このような香りを好む方や犬たちであれば

フランキンセンス

のことも好きになっていただけるのでは、と考えました。なにより、犬たちへの鎮静効果とスキンケア効果が素晴らしいデイ油です。そのため、ぜひ多くの方に知っていただきたと考え今回ご紹介する次第です。

特に高齢犬には、心よりおすすめの精油になります。

ところでなぜ、フランキンセンスが高齢の老犬たちにおすすめなのか?これについて、解説していきますね。

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犬の肉球ケア「ミツロウ」の話 | アロマテラピー

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター、Office Guriの諸橋直子です。

今回も犬のアロマテラピーのお話をしていきます。バックナンバーを読み返したい、という方はこちらをどうぞ。

この記事の中で、特別な精油「ラベンダーおかむらさき」についてお話ししました。

ラベンダー(犬に使用できるのは真正ラベンダー)の中でも、特に

  • 酢酸リナリル
  • リナロール

の含有量が多く、香りが優れた品種である「おかむらさき」。

我が家では、香りの良さはもちろん、リラックス成分の含有量が高いこの精油は、

  • 人間たちの入浴に
  • 犬たちのブラッシングスプレーに
  • 犬、ヒト一緒の部屋での芳香浴に

と大活躍しています。

一方で、栽培量は多くないので入手できる場所には限りがあります。

私の場合は地元北海道のラベンダー栽培パイオニアであるラベンダー農園さんから、直接購入できるという地の利を生かせるため、この特別な精油を楽しく活用させてもらっています。

ところで、この「北海道産ラベンダー:おかむらさき」だけでもとても良い精油なのですが、実は我が家の近所にはもうひとつ、

「ここでしか手に入らない、犬のスキンケアにとても良い素材」

があります。

なので今回は、その「素材」の話をします。

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犬に使って良いラベンダー、避けるべきラベンダー精油の話

AEAJ認定アロマテラピーインストラクターの諸橋直子です。犬のアロマテラピー初心者向けの精油といえば「ラベンダー」ですが、ラベンダーにはいくつもの種類があり中には犬への使用が向かない精油があることをご存知でしょうか。

というわけで今回は

今回のテーマは「犬のアロマにちょっと詳しくなる、ラベンダーの種類と成分のお話」です。

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