ディフューザーの選び方、使い方 | 犬のアロマセラピー基礎知識

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ディフューザー」は精油をミスト状にして空気中に拡散する専用器具です。

この記事では犬のアロマセラピーにおすすめのディフューザーの紹介、利用時の注意点について解説します。

犬におすすめなのは超音波式ディフューザー

ディフューザーには様々な種類があります。犬がいる家庭で使う場合、超音波式の電動ディフューザーがおすすめです

香りを拡散するのに、キャンドルを使って精油を温めて空気中に拡散する「アロマポット」もありますが、火を使う器具は動物が誤って倒してしまうと火事や怪我の元となるためおすすめではありません

超音波式の場合、安全面で優れているのと同時に、精油を加熱しないので香りを損ねずそのまま楽しめるというメリットもあります。

犬以外の動物も一緒に買っている場合は注意が必要

超音波式ディフューザーは広範囲に精油成分を拡散できる便利な器具です。

一方で、もしアロマセラピーを行う同じ空間に別の動物を飼育している場合は注意が必要です。

犬はアロマセラピーの精油成分を呼吸と一緒に吸い込んでも最終的に肝臓で分解し、排泄することが可能です(ただし、適切な濃度、犬に安全な種類の精油を選ぶことが前提です)。

しかしながら全ての動物が同じように、精油成分を分解できるとは限りません。その代表である愛玩動物がです。

猫は植物由来のアルカロイドの分解が不得意な動物です。アロマセラピーによって体調を崩す確率が高いため、注意が必要です。

猫以外にも、アロマセラピーの精油成分により中毒を起こしやすい動物も存在します。

このため犬と一緒に別の動物も飼育している場合は、その動物にアロマセラピーが危険でないかどうかを必ず飼い主さん自身が事前に調べることが必須です。

アロマセラピーそのものが危険なのではなく、動物によっては精油に含まれる成分を体内で分解できず、中毒症状を起こしやすい、ということです。

種によって代謝できる物質、できない物質には違いがあります。この点に注意して、犬以外の動物の一緒に飼育している動物の場合どうか?について必ず飼い主さん自身が調べるようにしてください。

おすすめの超音波式ディフューザー

ディフューザーは多機能で、一定の時間が経過すると自動で電源がOFFになる機能や、ランプが点灯し照明の代わりになるものもあります。

おすすめは無印良品の超音波ディフューザーです。


対応スペース約12~15畳と広く、タイマーも180/120/60/30分とバリエーションが豊富です。この記事を執筆している筆者自身も愛用しています。

ディフューザーの使い方

水と精油を一緒にセットし、超音波でミスト状に拡散し室内に香らせることでアロマセラピーを楽しめます。

犬と一緒に楽しむ場合は必ず飼い主さんが一緒に空間にいるようにしましょう。犬がその精油の香りを好まず、部屋から出たそうなそぶりを見せる場合は使用を停止し、犬を部屋から出すようにします。

ドッグアロマとマッサージを学ぶ入門者向けテキスト無料配布中。
ご希望の方はこちらからお申し込みください。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加