こんにちは。Office Guriの諸橋直子です。日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピストを10年くらいやっています。
老犬の寝たきり防止には筋肉維持が大事です。
筋肉維持には犬の場合「散歩」が大事。そしてその「散歩」で筋肉を使ったら「マッサージ」で筋肉の疲れを取るのがお勧めです。
犬のマッサージには色々いいところがありますが、特にシニア期に行うメリットについてこの記事では解説します。
老犬にマッサージを行なうメリット
1:コリをほぐす
犬は体の構造上、「首」「肩周り」に負担がかかりやすく、基本的に凝っています。「腰」に負担がかかっている犬も多いです。
「腰」は特に、胴が長い体型の犬、肥満気味の犬は、もっとも負担がかかりやすい場所です。
こういう箇所を、マッサージで揉みほぐすことで犬も楽になります。
我が家にはラブラドールが二匹いますが、犬によって、凝っている箇所には違いが出てきます。例えば、我が家の14歳の黒ラブ:ぐりの場合、「首」周りが凝っていることが多いです。
首のマッサージに関しては、放っておくと「いつまででも揉め」と言わんばかりに、首を差し出して、じーっと揉まれています。
【動画】老犬はいつまでも首を揉まれていたい。
一方で、7歳のラブラドールニコの方は?というと、好きなパーツは「腰」ですね。
「腰」を揉まれるとうっとりとして、ああ、ずーっと揉んでいてください…という顔になる。
こんな風に、犬によって「どうも凝っているなあ」という箇所は違います。
なので、人間が犬の体をマッサージしてみて、どの箇所が疲れているんだろう?とか、その疲れがくる原因は?というのを全体を通して見ることが大事です。
マッサージは犬の健康管理に役立ちます。
今日は最後に、現在編集中の犬のマッサージ動画の中から、一部をまとめたものを特別に公開したものをご紹介します。
犬の寝たきり防止のための「トレーニング+食事+マッサージ」講座で、ご紹介しているマッサージです。
ごく短い動画ですが、2種類の簡単にできるマッサージをご紹介していますので、ぜひ視聴してみてください。